【驚愕!】看護師の夜勤回数は無法地帯?夜勤歴17年が知る法律の真実

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「みんな夜勤は何回くらいしているの?」

「看護師の夜勤回数は法律で決まっていたりする?」

「夜勤が10回もあってキツいから、回数を減らす方法を教えて!」

これらの悩みを解決する記事です。

結論から言うと、看護師の夜勤回数を規制する法律はありません

看護師歴25年、夜勤は17年間しました。

夜勤回数が多いとプライベートとの両立が難しいですよね。

夜勤回数が多くてきついなら、転職がおすすめです。

この記事では、あなたがしている夜勤回数を減らす方法がわかります。

夜勤回数を減らす方法が分かっていれば、プライベートとの両立で悩む時間がなくてすみます

目次

【ガッカリな事実】看護師の夜勤回数を制限する法律はない

【ガッカリな事実】看護師の夜勤回数を制限する法律はない

72時間ルールという夜勤時間に関するルールはありますが、夜勤回数を制限する法律はありません

夜勤免除(法令)
  • 育児介護休業法:夜勤免除制度
  • 労働基準法:妊産婦の深夜業務禁止

夜勤禁止や免除に関する法律だけです。

ひと月の夜勤回数が最高18回だったり、平均12回だったりする職場もありました。

夜勤負担軽減のためにガイドラインはあっても、夜勤回数を制限する法律はありません。

【最高は平均8.4回】看護師の夜勤回数を大公開

【最高は平均8.4回】看護師の夜勤回数を大公開

看護協会の調査データから、看護師の平均夜勤回数は、2交替で4.9回、3交替で7.5回です

2交替と3交替の平均夜勤回数について順番に解説しますね!

2交替の平均夜勤回数

2交替の平均夜勤回数は4.9回です。

私が2交替で働いていた病院も夜勤は平均5〜6回/月でした。

【2交替の月平均夜勤回数】

割合
3~4回未満13.6%
4回11.3%
4回超~5回未満31.6%
5~6回未満20.4%
平均回数4.9回
2交替制の病院における月平均夜勤回数(2023 年 病院看護実態調査 報告書より引用、割合が10%以上のものを抜粋)
2交替の平均夜勤回数のデータ

【設置主体・二交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
国立4.7回
公立4.9回
日本赤十字社4.2回
済生会4.6回
厚生連4.5回
その他公的医療機関4.1回
社会保険関係団体5.0回
公益法人4.7回
私立学校法人4.7回
医療法人5.0回
社会福祉法人4.8回
医療生協4.4回
会社4.3回
その他の法人4.9回
個人4.8回
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より設置主体・二交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

【病床規模・二交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
99床以下4.9回
100~199床4.9回
200~299床4.9回
300~399床4.9回
400~499床4.8回
500床以上4.8回
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より病床規模・二交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

【都道府県・二交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
北海道4.6回
青森県4.9回
岩手県4.4回
宮城県4.9回
秋田県4.8回
山形県4.5回
福島県5.0回
茨城県4.9回
栃木県4.5回
群馬県4.8回
埼玉県4.7回
千葉県5.0回
東京都4.8回
神奈川県5.0回
新潟県4.3回
富山県4.7回
石川県4.9回
福井県4.7回
山梨県5.2回
長野県5.0回
岐阜県4.6回
静岡県5.1回
愛知県4.6回
三重県4.8回
滋賀県5.3回
京都府5.2回
大阪府4.8回
兵庫県5.0回
奈良県4.9回
和歌山県4.5回
鳥取県5.2回
島根県4.9回
岡山県4.9回
広島県5.2回
山口県5.3回
徳島県5.4回
香川県5.8回
愛媛県5.4回
高知県4.6回
福岡県4.6回
佐賀県5.1回
長崎県5.0回
熊本県5.0回
大分県5.3回
宮崎県4.6回
鹿児島県4.7回
沖縄県5.3回
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より都道府県・二交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

夜勤回数が平均4.9回/月だと1週間に最低1回夜勤があります。

2交替の夜勤は、日勤と夜勤しかなく、夜勤明けの翌日がほぼ休みなので生活のリズムは崩れにくいのが特徴です。

3交替の平均夜勤回数

3交替の平均夜勤回数は、7.9回です。

私が3交替で働いていた病院は、多いところで平均12回〜14回/月、最低でも平均8回/月でした。

【3交替の月平均夜勤回数】

割合
6~7回未満11.5%
7~8回未満27.7%
8回9.6%
8回超~9回未満16.0%
9回〜10回未満9.6%
平均回数7.5回
3交替制の病院における月平均夜勤回数(2023 年 病院看護実態調査 報告書より引用、割合が9%以上のものを抜粋)
3交替の平均夜勤回数のデータ

【設置主体・三交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
国立7.0回
公立7.4回
日本赤十字社6.9回
済生会7.0回
厚生連7.6回
その他公的医療機関なし
社会保険関係団体6.7回
公益法人8.2回
私立学校法人6.8回
医療法人7.9回
社会福祉法人7.1回
医療生協8.0回
会社8.1回
その他の法人7.4回
個人なし
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より設置主体・三交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

【病床規模・三交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
99床以下7.6回
100~199床7.7回
200~299床7.7回
300~399床7.2回
400~499床7.5回
500床以上7.3回
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より病床規模・三交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

【都道府県・三交体制勤務における月平均夜勤回数】

平均値(回)
北海道8.0回
青森県7.9回
岩手県7.6回
宮城県8.2回
秋田県7.8回
山形県7.6回
福島県7.9回
茨城県7.8回
栃木県6.9回
群馬県7.6回
埼玉県6.0回
千葉県7.2回
東京都7.1回
神奈川県7.4回
新潟県7.5回
富山県7.8回
石川県7.3回
福井県7.8回
山梨県7.4回
長野県8.2回
岐阜県7.1回
静岡県6.4回
愛知県7.1回
三重県7.6回
滋賀県7.5回
京都府7.1回
大阪府7.7回
兵庫県7.2回
奈良県4.3回
和歌山県7.4回
鳥取県8.4回
島根県7.7回
岡山県7.5回
広島県7.8回
山口県7.5回
徳島県7.5回
香川県7.6回
愛媛県8.1回
高知県6.5回
福岡県7.8回
佐賀県7.4回
長崎県7.5回
熊本県7.6回
大分県7.0回
宮崎県7.2回
鹿児島県7.8回
沖縄県8.0回
※平均夜勤回数は、夜勤を行わない看護職は対象から除いて計算
2023 年 病院看護実態調査 報告書より都道府県・三交代制勤務における月平均夜勤回数より引用

3交替で夜勤回数が多いと生活リズムはめちゃくちゃ乱れます

ひと月の夜勤回数が10回を超えると2〜3日ごとに夜勤をします。

そうなると、家族の生活が乱れるかあなたが孤立してしまうかのどちらかです。

【ガイドラインしかない!】夜勤の負担軽減への取り組みを紹介

【ガイドラインしかない!】夜勤の負担軽減への取り組みを紹介

看護師の夜勤回数を制限する法律はありませんが、看護協会が作成したガイドラインはあります。

ガイドラインに法的な力はありません

看護協会が作成した「夜勤・交代制勤務ガイドライン」には、夜勤の負担を軽減するヒントがあるので活用しましょう。

夜勤・交代制勤務ガイドラインとは?

夜勤・交代制勤務ガイドラインは2013年に作られました。

夜勤・交代制勤務ガイドラインの内容
  • 第1章:ガイドラインの基本的な考え方
  • 第2章:ガイドラインの活用方法
  • 第3章:夜勤・交代制勤務の現状と課題
  • 第4章:夜勤・交代制勤務の負担軽減にむけて
  • 第5章:夜勤・交代制勤務の負担を軽減する生活のヒント
  • 第6章: よくあるご質問

第3章の「夜勤・交代制勤務の現状と課題」の平均夜勤回数は15年以上前のデータですが、現在と大きな変化はありません。

2008年2023年
3交替8.5回7.9回
2交替5.0回4.9回
第Ⅰ部 2008年 時間外労働 夜勤・交代制勤務等緊急実態調査2023 年 病院看護実態調査 報告書より引用し作成

第5章の「夜勤・交代制勤務の負担を軽減する生活のヒント」には夜勤を乗り切るヒントがあります。

当サイトの夜勤を乗り切る対策も筆者の経験とガイドラインを踏まえて作っています

ガイドラインには、法的な力がありません。

法律として早く整備され、夜勤の負担から看護師を守ってほしいですね。

72時間ルールは有効なのか

72時間ルールも看護師の夜勤時間を制限できません。

2006年夜勤負担を軽減するため、看護師の夜勤時間は72時間以下(72時間ルール)が入院基本料の算定要件になりました。

しかし、72時間ルールは看護師1人あたりの夜勤時間を制限するルールではありません。

72時間ルールの内容
  • 入院基本料10対1や7対1を算定する病棟で、夜勤に従事する看護師の平均夜勤時間が72時間以下
  • 平均夜勤時間が72時間を超えても3か月以内に72時間以内になれば、入院基本料は減算されない
  • ICUなど特定入院料を算定する病棟は対象外

以下のようなパターンでも1か月の平均夜勤時間は72時間で要件を満たしています。

平均夜勤時間夜勤をしている看護師
58時間5人
70時間5人
80時間10人

72時間ルールは平均夜勤時間であり、看護師1人当たりの夜勤時間は制限できません

夜勤歴17年が教える!夜勤回数を減らす方法

夜勤歴17年が教える!夜勤回数を減らす方法

夜勤回数を減らす方法には次の5つがあります。

夜勤回数を減らす5つの方法
  • 上司と相談して夜勤回数を減らす
  • 夜勤免除制度を使う
  • 夜勤なしの雇用形態で働く
  • 夜勤なしの部署へ異動する
  • 夜勤なしの職場へ転職する

今は生活スタイルに応じて働き方を変える時代です。

あなたに合っている方法を選びましょう。

上司と相談して夜勤回数を減らす

上司と相談して夜勤回数を減らしましょう。

夜勤回数を減らす期間が数か月程度だったり、数回減らしたりする程度なら直属の上司に相談するのが最も効率的です。

また、子どもが何歳になるまでなど夜勤回数を減らす期間が年単位になる時は、直属の上司や所属部長を交えて相談になります。

今いる部署で夜勤回数を減らすか、部署が異動になるかは上司次第です。

まずは上司と相談して夜勤回数を減らしましょう

夜勤免除制度を使う

夜勤を一時的に免除してもらうために夜勤免除制度を使いましょう。

夜勤免除制度は、育児や介護などの理由で深夜に勤務できない労働者が、一定条件のもとで夜勤業務が免除される制度です。

夜勤免除制度が使える要件
  • 小学校入学前の子どもがいる
  • 要介護状態にある家族の介護をしている

夜勤免除制度は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児介護休業法)」で定められている労働者の権利です。

しかし、残念なことに、夜勤をしない看護師に対して不満をいう人がいるんですよね。

夜勤免除制度は、職場の人間関係を踏まえて使うと嫌な思いをしなくてすみます。

夜勤回数を一時的に減らすよりも、夜勤なしのほうが生活の質や満足度が上がります。

次は夜勤なしで働く方法を解説しましょう。

夜勤なしの雇用形態で働く

夜勤なしの雇用形態で働きましょう。

夜勤の負担がなくなるだけでなく、生活スタイルに合わせて働く時間も調節できます。

ただし、夜勤なしの雇用形態で働くデメリットを理解しておきましょう。

夜勤なしの雇用形態で働くデメリット
  • 夜勤手当がなくなり収入が減る
  • パートや時短になると給与が減り、福利厚生も悪くなる
  • 今の部署から異動になる可能性もある

夜勤をやめて生活が苦しくなったり、生活の満足度が下がってはダメです。

夜勤なしで働くと収入が減り、生活に困るなら転職を検討しましょう。

夜勤なしの部署へ異動する

転職ができない人は夜勤なしの部署へ異動しましょう。

夜勤なしの部署へ異動がおすすめな人
  • 今の職場が働きやすい
  • 夜勤手当がなくても生活できる
  • 転職活動をしても今の職場より良い職場がない

職場で新しく人間関係を構築する必要もないため、余計な負担やストレスがかかりません。

今の職場で生活の満足度が下がらないなら、夜勤なしの部署へ異動しましょう。

夜勤なしの職場へ転職する

夜勤手当がないと生活が苦しいなら、夜勤なしの職場へ転職しましょう。

今は50.5%の看護師が転職を経験しています。

生活スタイルに合わせて職場を選ぶのが当たり前になっています。

夜勤なしの職場へ転職がおすすめな人
  • 夜勤手当がないと生活が苦しい
  • 夜勤がきつい
  • 今の職場の労働環境が悪い
  • 人間関係が良くない
  • 給与が安い

今の職場に固執せず、労働条件が良くて夜勤なしの職場へ転職しましょう。

夜勤なしの職場を探すには看護師転職サイトを利用する

夜勤なしの職場を探すには看護師転職サイトを利用しましょう。

転職サイトを利用すれば、あなたの希望条件にあった職場に転職できます。

看護師転職サイトとは

看護師転職サイトとは、看護師が転職活動をする時に利用できる専門のオンラインサービスです。

病院やクリニック、介護施設など、様々な医療機関からの求人情報が掲載されています。

あなたの希望する職場に転職するため、転職のプロである担当者から情報提供や必要なサポートをしてもらえるのが魅力です。

受けられる主なサービス内容

看護師転職サイトで受けられる主なサービスは次の通りです。

看護師転職サイトで受けられるサービス
  • 看護師が転職サイトに登録したら、転職時期や求人条件、希望などをヒヤリング
  • 転職希望に応じた求人の情報提供
  • 履歴書などの書類添削
  • 面接の日程調整、対策、同行
  • 内定後の雇用条件の交渉、内定辞退の代行
  • 入職に関する手続き支援
  • 今の勤務先の円満退職に関するアドバイス
  • 入職後のアフターフォロー

看護師転職サイトを活用するメリット

看護師転職サイトを活用するメリットは次の通りです。

看護師転職サイトを活用するメリット
  • 希望条件にあった勤務先が効率よく見つかる
  • 非公開の求人を紹介してくれる
  • 施設の内部情報を教えてもらえる
  • 待遇など相談しにくいことも交渉してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削、面接練習もしてくれる
  • 今の職場で働きながら転職活動ができる

看護師転職サイトを活用すると、あなたの希望する条件に合った職場が見つかります。

内部情報を教えてもらえたり、待遇などの条件交渉もしてくれるので、転職に失敗するリスクも減ります。

必要書類の添削や面接練習など転職に関するサポートがあるので、転職が初めての人や面接が苦手な人でも心配ありません。

看護師転職サイトを使うデメリット

看護師転職サイトを使うデメリットは次のようになっています。

看護師転職サイトを使うデメリット
  • サイトごとに電話面談がある
  • 希望と違う転職先を紹介される
  • しつこく電話連絡してくるサイトもある
  • 担当者と合わないこともある
  • 転職先によっては転職サイトを使っていないところもある

看護師転職サイトを使っていない施設に転職したい時は、直接面接を申し込む必要があります。

転職したい施設の内部情報を教えてもらうなど、転職サイトを上手に活用しましょう。

おすすめの看護師転職サイトは、あなたに寄り添った対応をしてくれます。

担当と合わない場合も、イヤな顔せずにすぐ交替してくれますよ!

夜勤なしで働く時の注意点

夜勤なしで働く時の注意点は次の3つです。

夜勤なしで働く時の注意点
  • 夜勤手当の分だけ収入が減る
  • 平日の休みが取りにくい
  • 正社員になれない可能性がある

夜勤なしの働き方に変更して後悔しないようにしっかりポイントを押さえましょう。

夜勤手当の分だけ収入が減る

夜勤をしなくなると、夜勤手当の分だけ収入が減ります

私は夜勤をしなくなって手取りで毎月4万円〜5万円収入が減りました。

夜勤手当に頼っている人にとっては、生活費が足りなくなります。

夜勤なしで働く前に、今の給与から夜勤手当がなくなると家計がどうなるのか、毎月いくら足りないかなどシミュレーションが必要です。

夜勤をやめて「こんなはずじゃなかった」と後悔しないようにしっかり準備しましょう。

平日の休みが取りにくい

夜勤なしで働くと、基本的に出勤が暦通りになり平日の休みはありません。

学校のPTA活動や銀行・市役所の手続きなどは平日に休みが必要です。

職場と相談して、学校行事の参加は協力してもらい、銀行や市役所の手続きはオンラインを使用すると平日に取る休みの数が減ります。

平日に休みをもらうために、休日に振替出勤をしたり時間休をとってPTAに参加したりしていました。

銀行などオンライン化できるものは積極的に使用しましょう!

正社員になれない可能性がある

夜勤なしで正社員で働ける職場は限られています。

病床規模や設置基準の大きい病院では夜勤なしで正社員を募集しているところは多くありません。

しかし、クリニックや訪問看護ステーション、老健施設などは夜勤なしでも正社員になれます。

正社員がよいのか、非常勤でもOKなのか、あなたの働き方に合わせて職場を選びましょう。

まとめ あなたの生活スタイルで夜勤回数の上限は変わる

看護師が働く夜勤には、回数も時間も制限する法律はありません

生活スタイルに応じて夜勤回数の上限は、あなたが自分で決めましょう。

最後に、看護師の夜勤回数に関する法律の要点をおさらいします。

  • 看護師の夜勤回数を規制する法律はない
  • 72時間ルールは平均夜勤時間で、看護師1人あたりの夜勤時間は制限しない
  • 育児介護休業法で夜勤免除が定められているが要件がある
  • 夜勤回数を制限するなら、夜勤なしで働くほうが働きやすい
  • 夜勤手当がないと生活が苦しいなら、待遇の良い職場へ転職する

看護師の夜勤は、回数が増えるほど肉体的にも精神的にも負担が大きくなります

夜勤の回数に悩んでいるなら、看護師転職サイトに登録して情報収集をしてみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、あなたの働いている職場が1番ホワイトかもしれませんよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

看護師の夜勤回数を規制する法律に関するQ&A

みんな夜勤は何回くらいしているの?

看護師の夜勤回数は勤務形態によって異なります。平均的には、2交替制では月4.9回、3交替制では月7.9回が一般的です。ただし、病院や職場によっては月10回以上の夜勤があるところもあります。

看護師の夜勤回数は法律で決まっていたりする?

いいえ、看護師の夜勤回数を制限する法律はありません。ただし、「72時間ルール」というガイドラインがあり、病院が入院基本料を算定するための条件として、看護師の夜勤時間の平均が72時間以内に収められるよう推奨されています。しかし、これはあくまで病院単位の平均であり、個人の夜勤回数を直接制限するものではありません。

夜勤が10回もあってキツいから、回数を減らす方法を教えて!

夜勤回数を減らす方法として、以下の5つの方法があります。

  • 上司に相談して夜勤回数を調整してもらう
  • 育児や介護が理由であれば夜勤免除制度を活用する
  • 夜勤なしの雇用形態(パートや日勤常勤)に変更する
  • 夜勤のない部署(外来・透析室など)に異動する
  • 夜勤なしの職場(クリニック、訪問看護、企業看護師など)へ転職する

夜勤が負担になっている場合は、無理をせずに働き方を見直すことをおすすめします。

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