【看護師の給料は高すぎ?】看護師の給与事情のウラ側を特別大公開!

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「看護師の給料が高すぎるって本当?」

「夜勤もしてるのに、給料が割に合わない…」

「看護師がもっと給料をもらう方法教えて!」

こんな悩みが解決できます。

結論を言いますと、看護師の給料は「高すぎ」ではありません

今まで6つの病院で働きました。

経験年数はほとんど給料に反映されず、割に合わない安い給料で働いた病院もありました。

この記事では、看護師の給料が高すぎると言われる理由を統計データを使いながら解説します。

あなたのもらっている給料が安すぎないか見比べて、安く働かされているなら転職活動を始めて未来を変えましょう

目次

【なぜ?】看護師の給料が高すぎと言われる?

【なぜ?】看護師の給料が高すぎと言われる?

看護師の給料が高すぎるという意見には、さまざまな要因があります。

医療の現場では、常に患者の命を守る責任があり、高い技術と知識が要求されます。

しかし、世間一般では、患者の命を守る責任の重さやスキルの価値が十分に理解されていないことが多いです。

なぜ看護師の給料が「高すぎる」と言われるのか、その背景をほかの職種と給料を比較しながら分析します。

【結論】新卒でもらえる給料が高い

看護師の給料が「高すぎる」と言われる一因として、新卒時点での給料は比較的高いことが挙げられます。

一般の会社員と比べると、新卒でもらえる給料は多いです。

それは、看護師という資格に対する手当が支給され、能力や技術に対する対価が反映されていると言えます。

でも、夜勤や休日出勤、長時間勤務など労働条件は過酷ですよね…

つまり、見た目の給料が高くても、実際の労働環境を考えると決して「高すぎる」とは言えません

新卒でもらえる給料を大卒会社員と比較

新卒看護師の給料は、大卒会社員の初任給と比較しても高めです。

新卒/大卒初任給
新卒看護師26万600円
大卒会社員23万7,300円
令和5年賃金構造基本統計調査 新規学卒者の所定内給与額令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)より引用
所定内給与額とは

きまって支給する現金給与額のうち、超過労働給与額を差し引いた額をいう。
 超過労働給与額とは、次の給与の額をいう。

  • 時間外勤務手当 所定労働日における所定労働時間外労働に対して支給される給与
  • 深夜勤務手当 深夜の勤務に対して支給される給与
  • 休日出勤手当 所定休日の勤務に対して支給される給与
  • 宿日直手当 本来の職務外としての宿日直勤務に対して支給される給与
  • 交替手当 臨時に交替制勤務の早番あるいは後番に対して支給される交替勤務給など、労働時間の位置により支給される給与
賃金構造基本統計調査で使用されている主な用語の説明より引用

看護師の初任給には、一般的に看護師の資格手当が2万円〜3万円程度含まれます。
一方で、大卒会社員は固定給が多く、新卒時点での給料だけを比較すると、看護師の給料が高く見えるのも無理はありません。

医療従事者の給料を比較

看護師だけでなく、他の医療従事者の給料も比較してみると、また違った視点が見えてきます。

医療従事者初任給
看護師26万600円
医師49万6,600円
薬剤師30万6,800円
診療放射線技師24万7,900円
臨床検査技師22万9,700円
理学療法士24万8,600円
令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)より引用

例えば、医師や薬剤師、理学療法士など他の専門職の給料も調べてみると、看護師の給料がそれほど飛び抜けて高くないのがわかります。

医療の分野全体で見ても、看護師の給料は決して「高すぎる」とは言えません!

医師の給料は当然のことながら高く、薬剤師の給料も看護師以上です。

一方で、理学療法士や作業療法士の給料は看護師よりも若干低めです。

割に合わない!看護師の給料の現実

割に合わない!看護師の給料の現実

5つ目の転職先で私は、看護師として12年目を迎えました。

総合病院で夜勤をしているにもかかわらず、給料はあがりません。

看護師がもらう給料の闇が分かりました。

基本給は安く、手当で給料を多く見せる

看護師の給料は高いと言われますが、その多くは基本給ではなく手当によります。

基本給とは、夜勤手当や残業手当などを除いた、基本的な月収のことです。

看護師の基本給は、実はそれほど高くありません。

基本給大卒看護師大卒会社員
基本給210,963円237,300円
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況2023 年 病院看護実態調査 報告書より引用

また、手当とは、基本給に加えて支払われるお金です。

<支給される主な手当>
  • 夜勤手当
  • 残業手当
  • 資格手当

看護師は夜勤があるため、夜勤手当の占める割合が多くなります。

【夜勤を8回した時にもらえる平均月給】

夜勤回数平均基本給与額平均税込給与総額
夜勤8回210,963円274,752円
※ 税込給与総額には、通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当、看護職員処遇改善等事業に基づく手当等を含む(時間外勤務の手当及び新型コロナウイルス感染症に係る危険手当等は除く)また新卒者については、家族手当は含まず、単身・民間アパート居住とする
※ 夜勤をした場合には、当該の月に三交代で夜勤 8 回(二交代で夜勤 4 回)をしたものと想定
2023 年 病院看護実態調査 報告書より引用

このように、手当で給料は多く見えますが、実際に基本給はそれほど高くないのです。

手当がなければ、給料は20万を切ってしまうね…

だから、看護師の給料は「高すぎる」と思われがちですが、実際は基本給が低いという現実があります。

夜勤をしても会社員と給料は安い

夜勤をする看護師は、夜勤手当で給料が増えます。

例えば、1回5,000円の夜勤をひと月に8回すると、4万円、年間48万円の手当がつきます。

しかし、看護師は夜勤をしても会社員より平均給料は551,300円も安いのです。

看護師/会社員平均給料
看護師508万1,700円
会社員563万3,000円
令和4年分民間給与実態統計調査令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)より引用し算出

会社員と比べて平均給料が安いと、夜勤をして体力的にも精神的にも負担が大きいのに、給料が見合っていないと感じてしまいます。

仕事の負担に対して給料が見合っていない

看護師の仕事は非常に多彩でハードです。

患者さんのケアや医療処置、家族への説明など、多くの業務があります。

また、夜勤のために生活リズムが不規則になり、体調を崩しやすくなります。

看護師はハードワーク
  • 休憩時間もゆっくり休めない
  • 食事を摂らずに働く
  • 夜間眠らずに夜勤をする

給料が仕事に見合っていなくても、看護師としての誇りで働いています。

忙しい部署では、日常茶飯事の状況です。

このように、仕事の負担が大きいにもかかわらず、給料が見合っていないと感じる看護師は多いです。

【どうする?】看護師がもっと給料をもらう方法

【どうする?】看護師がもっと給料をもらう方法

看護師がもっと給料をもらう具体的な方法があります。

それぞれのアプローチを実践すれば、収入を増やし、満足のいく労働環境で患者と向き合えます

基本給が高い職場で働く

看護師がもっと給料をもらう方法の一つは、基本給が高い職場で働くことです。

基本給とは、夜勤手当や残業手当などの特別な手当を除いた、基本的な月収です。

基本給が高い職場で働くと、手当が少なくても全体の給料が高くなります。

例えば、基本給が20万円の職場と、基本給が25万円の職場を比較しましょう。

基本給夜勤回数月給ボーナス
3.5か月分
年収
基本給
20万円
夜勤手当
1回5千円
10回25万円70万円370万円
基本給
25万円
夜勤なし
なし25万円87.5万円387.5万円

基本給が高い職場で働けば、手当に左右されない安定した高収入を得られますよ。

夜勤をしなくても、基本給が高い職場のほうが年収は高くなります

基本給が高い職場を見つけるには、求人情報をよくチェックするのが大切です。

看護師転職サイトを利用すれば、自分に合った高給の職場を探せます。

夜勤手当が高い職場で働く

看護師がもっと給料をもらうためには、夜勤手当が高い職場で働くのも一つの方法です。

夜勤手当とは、夜間に働くことによって支払われる特別な手当です。

夜勤手当が高い職場で働けば、夜勤回数が少なくても高い給料をもらえます。

例えば、夜勤1回につき5000円と8000円の夜勤手当がつく職場を比較しましょう。

夜勤手当夜勤手当
1回5,000円
夜勤手当
1回8,000円
夜勤回数
6回
3万円4万8,000円

夜勤がきつくても手当が高い職場では、夜勤をするモチベーションは維持できます。

夜勤手当が高い職場を見つけるためには、求人情報を注意深く確認しましょう。

看護師転職サイトを活用すれば、夜勤手当や夜勤回数など内部情報も調べてもらえるんだよ!

求人票には夜勤手当を公表していない職場もあります。

夜勤手当が高い職場で働いて、効率的に収入を増やしましょう

専門資格を取得して専門性を高める

看護師がもっと給料をもらう方法は、専門資格を取得して専門性を高めることです。

専門資格には、救急看護認定看護師や集中ケア認定看護師などの認定看護師専門看護師があります。

専門資格を取得すれば、取得した資格に応じて手当が支給され給料は上がります。

私が以前勤めていた病院では、集中ケア認定看護師に毎月8万円の資格手当が支給されていました。

専門資格を取得するためには、勉強や研修が必要です。

忙しい中での勉強は大変ですが、長い目で見れば給料アップにつながります。

専門資格を取得して、看護師としてのキャリアをさらに発展させましょう。

キャリアアップを目指す

看護師がもっと給料をもらうためのもう一つの方法は、キャリアアップを目指すことです。

キャリアアップとは、主任や師長など、より高い役職や責任を持つようになることです。

管理職になると、部下の指導や病院の運営に関わる業務を担当します。

キャリアアップを目指して努力すれば、給料が増え、看護師としてやりがいのある仕事を見つけられますね。

役職手当がもらえて給料も上がりますが、仕事の量が増え責任も重くなります。

年収700万はもらえる?欲しい年収をシミュレーション

年収700万はもらえる?欲しい年収をシミュレーション

年収700万円を目指すにあたって、自分のキャリアや働き方の見直しは必須です。

昇給や手当、勤務地の変更などを工夫すれば、目標に到達する可能性はあります。

この項では、具体的なシミュレーションを通じて、年収700万円を目指すために必要な基本給を考えてみましょう。

看護師の年収700万円をシミュレーションしてみよう

年収をシミュレーションするために必要な内容は、次の内容です。

年収700万円のシミュレーション
  • 基本給
  • 毎月もらっている手当の総額
    • 資格手当
    • 夜勤手当
    • 扶養手当
    • 通勤手当
    • 残業手当
    • その他の手当
  • ボーナスの支給月数

扶養手当、通勤手当、残業手当、その他の手当は毎月の金額が違うので、シミュレーションには含みません。

基本給月収年収
30万円37万5,000円570万円
35万円42万5,000円650万円
38万5,000円46万円706万円
40万円47万5,000円730万円
ボーナス支給月数:4か月、資格手当:2万円、夜勤手当:55,000円
※夜勤手当は2交替の平均夜勤回数と平均夜勤手当より算出し、100円単位を切り捨て

基本給が38万5,000円あれば、シミュレーション上年収700万円に到達可能です。

シミュレーションには、扶養手当、通勤手当、残業手当、その他の手当を含めていないので、実際の基本給はもう少し下がります

年収600万円、800万円、1,000万円もシミュレーション

年収700万円もらうためには、基本給が38万5,000円必要でした。

年収600万円、800万円、1,000万円の時はどうでしょうか?

基本給月収
年収600万円32万円39万5,000円
年収800万円45万円52万5,000円
年収1,000万円57万円64万5,000円

年収600万円をもらうための基本給は32万円なので、経験年数を積めば狙えそうです。

しかし、年収800万円以上狙うためには、基本給が45万円以上必要であり、管理職や専門資格がないと現実的ではありません

看護師が働く給料の高い病院はどこ?

看護師が働く給料の高い病院はどこ?

看護師が働く給料の高い病院にはいくつかの特徴があります。

看護協会が行った2023 年 病院看護実態調査 報告書から、給料が高い病院の特徴は、設置主体が会社で東京都にある500床以上の病院です。

月額給与の詳細(設置主体・病床規模・都道府県別)

【設置主体・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与】

平均基本給与額(円)平均税込給与総額(円)
国立261,746円349,836円
公立271,526円346,508円
日本赤十字社276,511円354,412円
済生会258,879円339,339円
厚生連261,342円324,000円
その他公的医療機関253,733円318,803円
社会保険関係団体276,556円356,133円
公益法人243,063円326,970円
私立学校法人275,315円369,216円
医療法人235,656円314,002円
社会福祉法人249,446円334,453円
医療生協245,995円324,893円
会社278,521円364,651円
その他の法人241,000円324,224円
個人230,257円308,764円
※税込給与総額には、通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当、看護職員処遇改善等事業に基づく手当等を含む
(時間外勤務の手当及び新型コロナウイルス感染症にかかる危険手当等は除く)
※夜勤をした場合には、当該の月に3交代で夜勤8回(2交代で夜勤4回)をしたものと想定。
2023 年 病院看護実態調査 報告書 設置主体・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与より引用

【病床規模・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与】

平均基本給与額(円)平均税込給与総額(円)
99床以下238,939円312,151円
100~199床242,411円322,341円
200~299床247,792円326,827円
300~399床258,928円339,992円
400~499床263,266円346,317円
500床以上270,610円358,465円
※税込給与総額には、通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当、看護職員処遇改善等事業に基づく手当等を含む
(時間外勤務の手当及び新型コロナウイルス感染症にかかる危険手当等は除く)
※夜勤をした場合には、当該の月に3交代で夜勤8回(2交代で夜勤4回)をしたものと想定。
2023 年 病院看護実態調査 報告書 病床規模・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与より引用

【都道府県・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与】

平均基本給与額(円)平均税込給与総額(円)
北海道244,755円317,046円
青森県249,724円313,635円
岩手県252,396円316,106円
宮城県247,096円322,001円
秋田県251,181円316,601円
山形県257,086円316,847円
福島県230,973円300,706円
茨城県242,820円327,405円
栃木県246,102円325,361円
群馬県246,632円328,712円
埼玉県258,926円338,844円
千葉県258,814円353,629円
東京都263,148円357,726円
神奈川県255,742円348,332円
新潟県255,235円322,780円
富山県244,430円308,775円
石川県245,771円316,858円
福井県238,859円313,470円
山梨県253,729円323,157円
長野県252,781円324,402円
岐阜県248,383円325,110円
静岡県256,886円348,496円
愛知県262,166円345,499円
三重県255,312円339,460円
滋賀県251,035円337,185円
京都府252,813円337,920円
大阪府252,245円347,698円
兵庫県253,376円338,781円
奈良県256,425円341,980円
和歌山県247,051円327,124円
鳥取県250,223円317,202円
島根県242,765円317,886円
岡山県239,041円315,382円
広島県242,217円321,335円
山口県245,330円312,829円
徳島県234,348円309,917円
香川県241,811円319,388円
愛媛県236,891円309,026円
高知県228,943円295,134円
福岡県233,801円301,247円
佐賀県228,347円303,580円
長崎県224,867円297,215円
熊本県228,589円300,079円
大分県229,486円291,806円
宮崎県227,972円284,783円
鹿児島県225,737円292,806円
沖縄県238,658円314,641円
※税込給与総額には、通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当、看護職員処遇改善等事業に基づく手当等を含む
(時間外勤務の手当及び新型コロナウイルス感染症にかかる危険手当等は除く)
※夜勤をした場合には、当該の月に3交代で夜勤8回(2交代で夜勤4回)をしたものと想定。
2023 年 病院看護実態調査 報告書 都道府県・勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与より引用

基本給や手当に関する金額は、病院によって格差があるので求人票でしっかり確認しましょう。

求人票に出てきていない情報もあるので、給料の高い病院で働くなら看護師転職サイトを使って転職先を探すのがおすすめです。

看護師転職サイトの担当者に欲しい給料など条件をしっかり伝えて、職場を探してもらいましょう。

看護師転職サイトについては次の記事で解説しますね。

給料が高い病院で働くためには看護師転職サイトを活用

看護師にとって給料に対する不満は少なくありません。

そこで重要な役割を果たすのが「看護師転職サイト」の活用です。

ここでは転職サイトについて詳しく解説します。

看護師転職サイトとは

看護師転職サイトとは、看護師が転職活動をする時に利用できる専門のオンラインサービスです。

病院やクリニック、介護施設など、様々な医療機関からの求人情報が掲載されています。

あなたの希望する職場に転職するため、転職のプロである担当者から情報提供や必要なサポートをしてもらえるのが魅力です。

受けられる主なサービス内容

看護師転職サイトで受けられる主なサービスは次の通りです。

看護師転職サイトで受けられるサービス
  • 看護師が転職サイトに登録したら、転職時期や求人条件、希望などをヒヤリング
  • 転職希望に応じた求人の情報提供
  • 履歴書などの書類添削
  • 面接の日程調整、対策、同行
  • 内定後の雇用条件の交渉、内定辞退の代行
  • 入職に関する手続き支援
  • 今の勤務先の円満退職に関するアドバイス
  • 入職後のアフターフォロー

看護師転職サイトを活用するメリット

看護師転職サイトを活用するメリットは次の通りです。

看護師転職サイトを活用するメリット
  • 希望条件にあった勤務先が効率よく見つかる
  • 非公開の求人を紹介してくれる
  • 施設の内部情報を教えてもらえる
  • 待遇など相談しにくいことも交渉してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削、面接練習もしてくれる
  • 今の職場で働きながら転職活動ができる

看護師転職サイトを活用すると、あなたの希望する条件に合った職場が見つかります。

内部情報を教えてもらえたり、待遇などの条件交渉もしてくれるので、転職に失敗するリスクも減ります。

必要書類の添削や面接練習など転職に関するサポートがあるので、転職が初めての人や面接が苦手な人でも心配ありません。

看護師転職サイトを使うデメリット

看護師転職サイトを使うデメリットは次のようになっています。

看護師転職サイトを使うデメリット
  • サイトごとに電話面談がある
  • 希望と違う転職先を紹介される
  • しつこく電話連絡してくるサイトもある
  • 担当者と合わないこともある
  • 転職先によっては転職サイトを使っていないところもある

看護師転職サイトを使っていない施設に転職したい時は、直接面接を申し込む必要があります。

転職したい施設の内部情報を教えてもらうなど、転職サイトを上手に活用しましょう。

おすすめの看護師転職サイトは、あなたに寄り添った対応をしてくれます。

担当と合わない場合も、イヤな顔せずにすぐ交替してくれますよ!

おすすめの看護師転職サイト

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求人数非公開求人対応地域LINE連絡

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夜勤をしたくない人は利用するといいですね。

給料が高い病院で働く注意点

看護師として働く上で、給料の高い病院は魅力的です。

しかし、給料が高い理由やその裏に隠れたリスクの理解が大切です。

ここでは、給料が高い病院で働く際の注意点を3つに分けて説明します。

給料が高い病院で働く注意点
  • 給料の内訳を確認する
  • 労働環境を調べる
  • 内部調査をする

これらのポイントを押さえて、給料が高い病院で働く際のリスクを理解し、自分に合った職場を選ぶようにしましょう。

給料の内訳を確認する

給料の高い病院で働く時は、まず給料の内訳をしっかり確認しましょう。

給料の内訳には、基本給、各種手当があり、どのような手当がいくら含まれているのか把握が必要です。

たとえば、ある病院の求人情報に「月収30万円」と書かれていても内容の確認が必要です。

給料の内訳を確認
  • 夜勤手当や残業手当を含めて月収30万円
  • 残業手当や夜勤手当を除いて月収30万円

夜勤手当や残業手当を含めている時は、夜勤手当や残業手当がどのくらい含まれているのかによって、基本給が大きく変わります。

手当が給料の大部分を占めていると、実際の働く時間が非常に長かったり、夜勤が多かったりするかもしれません。

基本給の高いほうが安定しているので、手当の割合が多い場合は注意が必要ですね。

給料が高いと感じた時には、その内訳を必ず確認し、自分にとって安定した収入が得られるかどうかの判断が大切です。

労働環境を調べる

給料が高い理由の一つに、労働環境の厳しさがあります。

病院の労働環境を調べるのは非常に重要です。

労働環境の調査
  • スタッフの人数が少ない
  • 一人当たりの仕事量が多い
  • 重症の患者が多い
  • 夜勤回数が多い
  • 残業時間が多い

労働環境が過酷だと、体調を崩したり、仕事に対するモチベーションが下がったりします。

給料が高く提示されている時は、看護師転職サイトを活用して労働環境を調べてもらいましょう

内部調査をする

実際に働き始める前に、働く病院の内部調査をすることも大切です。

たとえば、病院のスタッフがどのように感じているか、職場の雰囲気はどうか、上司や同僚との人間関係は良好かなどを確認しましょう。

内部情報が分かれば、実際に働き始めてからのギャップを減らせます

看護師転職サイトでは内部調査もしてくれるので、あなたが働く時に気になるポイントをしっかり調べてもらいましょう。

まとめ 看護師の給料が高すぎると言われるのは手当でかさ増しされているだけ

この記事では、看護師の給料が高すぎると言われる理由について解説しました。

看護師の給料は、新卒でもらえる給料は会社員より高めに設定されていますが、資格手当が含まれています。

会社員の平均給料と比べると、年収で55万1,300円も差があります。

決して看護師のもらっている給料は高すぎではなく、会社員の平均以下であると世間一般に知ってもらいたいですね。

最後に、看護師の給料が高すぎると言われる理由についておさらいします。

  • 新卒でもらえる給料は大卒の会社員よりも2万3,300円高い
  • 看護師の平均年収は会社員の年収よりも55万1,300円安い
  • 看護師の給料が高すぎに見えるのは手当盛り盛りでかさ増しされているから
  • 看護師の給料は仕事の責任など割に合っていない
  • もっと給料をもらうためには、基本給や夜勤手当が高い病院で働く
  • 年収700万円もらうためには、基本給は38万5,000円必要
  • 給料が高い病院で働く時は、給料の内訳をきちんと確認する

看護師は夜勤回数を増やせば、簡単に給料を増やせます。

しかし、夜勤回数を増やすと生活が不規則になり、給料が増える代わりにあなたと家族との時間を奪います。

給料を増やしたいなら、看護師転職サイトで基本給や夜勤手当が高い病院を探しましょう

労働条件や内部調査をきちんと確認すれば、転職で失敗しません。

この記事があなたの給料を増やせる行動のきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

看護師におすすめの転職サイト3選
  • ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)
  • レバウェル看護
  • ナースではたらこ

看護師の給料が高すぎと言われる理由に関するQ&A

看護師の給料は高すぎないですか?

看護師の給料は新卒の時は、大卒会社員よりも2万3,300円高いです。

しかし、会社員の平均年収と比べると55万1,300円も安く、看護師の給料は高すぎではありません。

>>看護師の給料が高すぎに見える理由について詳しく見る

看護師が年収700万円以上稼げますか?

基本給は38万5,000円、月収は46万円必要です。

キャリアアップや基本給の高い職場で働かなければ難しいですが、不可能ではありません。

>>看護師が年収700万円をもらうシミュレーションについて詳しく見る

給料の高い病院で働く時の注意点はありますか?

月収が高い病院は、手当をたくさん盛り込んで給料を高く見せている場合があります。

また、労働環境が悪い場合もあるので、給料の内訳や労働環境、内部調査などの情報収集は必須です。

>>給料の高い病院で働く注意点について詳しく見る

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