「ツナグバ 求人」で検索して、求人の一覧を探していたなら。先に言っておくことがある。
その一覧は、出てこない。
公式サイトを開いても、紹介される求人は並んでいない。隠しているからじゃない。

ツナグバは求人を並べて選ばせる求人サイトではない。面談で条件を聞いてから出す人材紹介(転職エージェント)だからだ。
「求人サイトだと思っていた」のは勘違いじゃない。どっちも「求人」の一語で検索されるんだから、当然だ。
俺は転職を4回して、うち2回は派手に失敗した。今は転職メディアを運営しながら、20社以上のエージェントに自分で登録している。
株式会社ツナグバ(以下ツナグバ)にも申し込み、届いたメールと電話まで確かめた。
先に立場を書く。この記事は登録を勧めるためのものじゃない。方向が合わない人には、合わないと書く。
一覧は出てこない。だがどの方向の求人を持っているかは、登録前に確かめられる。そこを渡す。
- 求人の一覧ページはない。公式サイトの「求人募集一覧」は、ツナグバ自身の社員募集のページ
- 登録前に見えるのは「求人の方向」。職種・対象になる人・エリアの3つ
- 見るのは求人の総数じゃない。自分が探している方向と同じかどうかで決める
目的別に、読む場所はここだ。
- 求人一覧を探していた → 一覧が出てこない理由
- どんな職種か知りたい → 紹介される職種の方向
- 未経験でも受けられるか不安 → 経歴に不安がある人へ
- 自分の地域に求人があるか → 対象とエリアの条件
4つの質問にタップするだけで確認できます
一人で探すのは少し不安?
ひとつでも不安がある?
先に確認しておきたい?
まず相談から始めたい?
診断結果は利用を強制するものではありません。サービス内容を確認したうえで判断してください。
ツナグバに求人一覧のページはない

ツナグバには、求人を一覧で見るページがない。ここが出発点だ。
理由は単純で、求人サイトと人材紹介では求人の渡し方が違うからだ。順に見ていく。
公式サイトの「求人募集一覧」は社員の募集

ややこしいのは、公式サイトに「求人募集一覧」というメニューがあることだ。
開いてみた。出てきたのはツナグバ自身の社員募集だった。
載っていたのは2職種。人材コーディネーターとキャリアアドバイザーで、勤務地は同社の本社だ。
つまりツナグバで働く人の募集で、紹介してもらう側の求人じゃない。
見つからないのは当然だった。あなたの探し方が悪かったわけじゃない。
求人サイトと人材紹介は渡し方が違う

どちらが優れているという話じゃない。渡し方が違うだけだ。並べると一目で分かる。
(人材紹介)
条件がもう固まっているなら、自分で見比べられる求人サイトのほうが早い場面もある。
しかも併用してはいけない決まりはない。登録したら他で探すな、なんてルールは存在しない。
求人がどこで出てくるのか。Xにこんな投稿がある。
この人が苛立ったのは対応の質じゃない。行った先が「求人を渡される場」だったことだ。
人材紹介では、求人は画面ではなく人から出てくる。この投稿に社名はない。ツナグバの話として読まないでほしい。

登録しないと求人見せてもらえないの?なんかケチくさくない?



隠してるんじゃない。条件を聞いてから出す順番になってるだけだ。スーパーと定食屋くらい違う。
「非公開求人だから見られない」という説明もよく見る。ただ非公開の理由は一つではないとされる。非公開=優良と読むのは早い。
登録前に確かめられるのは、この3つ


ここからが本題だ。求人の中身は見えないが、求人の方向なら見える。
確かめられるのは3つ。職種の構成、対象になる人の条件、勤務地のエリアだ。
この3つが噛み合っているなら、先は面談で見たほうが早い。噛み合っていないなら、何度面談しても方向は変わらない。
金の心配も先に潰しておく。求職者の利用は無料だ(公式サイトの記載)。
会社そのものが気になるなら、実体の確かめ方は別にまとめてある。


職種の方向は登録前に確認できる


紹介される仕事の方向は、公式サイトに出ている職種の並びで見当がつく。
ただし職種ごとの比率は公表されていない。だから「何割が事務」といった数字は、この記事では書かない。
公式に挙がっている職種の並び


並びだけでは判断できない。噛み合いやすい人をセットにした。自分の希望がどこに入るかを見てほしい。
| 職種 | こんな人と好相性 |
|---|---|
| 事務 |
内勤で安定 PC作業が苦にならない |
| 営業 |
人と話すのが得意 成果で評価されたい |
|
IT・ エンジニア |
手に職をつけたい 学ぶ時間を取れる |
| 販売 |
接客を活かしたい 現場で働くのが好き |
| 建設・建築 |
体を動かしたい 資格で収入を伸ばしたい |
| 医療・介護 |
人を支える仕事 生活に関わる仕事がしたい |
| タクシー |
一人で動きたい 勤務の組み方も重視したい |
出典はツナグバ公式サイト。求人は入れ替わるので、最新は公式サイトで確認してくれ。
探している方向がこの表に1つもないなら、その時点で噛み合っていない。ここで判断していい。
なぜ未経験の入口職種に寄るのか


この並びには理由がある。対象が20代中心で、正社員未経験からの就職を扱っているからだ。
母集団が、その入口になりやすい職種に寄る。担当者の力量でも、求人の質の問題でもない。
だから読み方は立場で変わる。事務や販売、ITの入口を探しているなら噛み合いやすい。
逆に経験を活かして条件を上げたいなら、噛み合いにくい。同じ並びが、立場によって逆の意味を持つ。
正社員だけとは限らない


ひとつ、公式サイトには書かれていないことを渡しておく。
俺が2025年10月に申し込んだとき、勧められた案件の中に紹介予定派遣が混ざっていた。
不思議な話ではない。ツナグバは有料職業紹介事業と労働者派遣事業、両方の許可を持っている(許可番号 13-ユ-313552)。
正社員一本で動くなら、最初にそう言う。それだけで防げる話だ。
方向が合うなら、条件を伝えに行く


職種の並びが自分の方向と重なっていたなら、次に必要なのは求人票じゃない。条件を伝える場のほうだ。
相談に費用はかからない。始まりは短い電話だ。
ブラック企業を徹底排除!20代・未経験に特化したツナグバ


すでに申し込んでいるなら、そのまま連絡を待ってくれ。重ねて申し込むと手続きが増えるだけだ。
求人数は判断材料になりにくい


次は数の話だ。結論から言う。求人の数は、思っているほど判断材料にならない。
数が多いことと、自分の選択肢が多いことは、まったく別だからだ。
「求人が少ない」と感じる理由


公式サイトの表記は「取扱求人数は常時1万社以上」(2026年9月時点)。件ではなく社だ。
ただ、ここで立ち止まってほしい。総数と、自分に合う求人の数は別物だ。
扱いが1万社あっても、条件と噛み合う求人が3件なら、体感はそのまま「求人が少ない」になる。
俺も昔やった。転職サイトで検索してヒット3,200件。1時間スクロールして、応募は0件。数は増えたのに、手は動かなかった。
だから「少ない」と感じたときに疑うのは、総数じゃない。方向のほうだ。
条件を伝えるほど、提示は絞られる


人材紹介では、条件を伝えるほど出てくる件数が減っていく。これは普通の動きだ。
勤務地を絞る。職種を絞る。外したい条件を足す。そのたびに母集団は小さくなる。
絞られることと、少ないことは別だと覚えておいてくれ。
件数が減ったときに見るのは数ではない。外した条件が、本当に外したい条件だったかどうかだ。



紹介されたのが3件だけって、少なすぎませんか?



条件を全部伝えたなら、むしろ正常だ。増やしたいなら、どれを緩めるかを自分で決めろ。
対象になる人と、勤務地のエリア


ここは噛み合わせの確認だ。条件から外れているなら、先に知っておいたほうがいい。
数十秒で判定できる。時間を無駄にしないための章だ。
年齢と対象の条件を先に見る


登録前に判定できる材料は、そう多くない。この5行で足りる。
利用者の層・雇用形態・経歴・費用は公式サイトの記載。年齢の目安は募集側の条件で、変わることがある。
条件から外れていると思うなら、無理に申し込まなくていい。ここで降りるのも、立派な判断だ。
エリアは最初の電話で確認する


勤務地については、公式サイトに対応エリアの記載が見当たらない。
だから記事の側で「全国対応」とも「地方には求人がない」とも書かない。どちらも根拠がない。
やることは1つ。希望のエリアで扱いがあるかを、初回の電話で最初に聞く。
ここが噛み合わないと、他が全部合っていても話が進まない。だから最初に聞く。
未経験・経歴に不安がある人へ


ここからは、経歴に自信がない人向けだ。
結論を先に置く。経歴は、面談で扱う前提になっている。隠したまま進める設計ではない。
経歴は面談で扱う前提になっている


公式サイトの対象表記は「正社員未経験・学歴職歴不問」だ(2026年9月12日確認)。
ただし「経歴が一切関係ない」とまでは書かない。求人の出し方は経歴を前提に変わるとされる。そこは面談で分かる部分だ。
「誰でも受かる」でも「必ず紹介される」でもない。そう書く記事は、たぶん申し込ませたいだけだ。
俺の2回目は、半年で辞めた職歴を抱えたまま動いた。面接で経歴を突かれ、条件を落として決めている。
必要だったのは盛った書類じゃない。経歴込みで通る場所を知っている人間のほうだった。
書類で落ち続けるルートを外す


この層がいちばん削られるのは、書類選考で落ち続けるルートだ。
自分で選び、出して、落ちる。理由は返ってこない。次も同じ基準で選ぶから、また落ちる。
自信が削れる原因は、落ちた回数じゃない。なぜ落ちたか分からないまま続けることのほうだ。
探し方は2つある。自分で選んで出す方法と、条件を伝えて出してもらう方法だ。後者は選ぶ基準を人に預けられる。
始めるのは重くない。俺が申し込んだフォームは7項目、入力は1分で終わった。履歴書も職務経歴書も、この時点では要らなかった(2025年10月時点)。



職歴ボロボロなのに面談とか、行ける気しないんだけど。



盛って通しても、入ってから詰むぞ。素のまま出して、それで出てくるものを見ろ。
求人の質は面談で確かめる


「紹介される求人の質はどうなんだ」。ここが最後の不安だろう。
先に断っておく。記事の側では、質の良し悪しを判定しない。代わりに確かめ方を渡す。
記事の側で良し悪しは断定しない


「ブラック求人はない」とは書かない。同時に「ブラックが多い」とも書かない。どちらも根拠がないからだ。
求人票と実際が違う、という声は現に出てくる。
これも特定のサービスへの評価ではない。求人票は、載る情報が決まっている書式だ。どこ経由で見つけても起こりうる。
公式が出している数値で近いのは入社半年後の定着率95.2%だが(2026年9月12日確認)、これを「ブラックがない証拠」と読むのは飛躍だ。
全体の定着率と、出てくる求人1件の中身は別の話になる。
ちなみに、さっきの投稿の人が探していた窓口はある。労働条件の相談は労働局の総合労働相談コーナー、ハローワーク経由の求人ならハローワーク求人ホットラインだ。どちらも無料で使える。
求人票に出ない4つを聞く


求人票を見比べても、まず出てこない情報がある。人材紹介を使う実利は、正直ここだけだ。
聞くのは4つでいい。
- 教える人がいるか。誰が、何ヶ月くらい見てくれるのか
- 人員に余裕があるか。今そのポジションは何人で回しているのか
- 固定残業は何時間分か。超えた分は別途出るのか
- 前任者はなぜ抜けたのか。異動なのか、退職なのか
台本は要らない。気になる順に2つ3つ聞けば十分だ。
給料も同じで、相場を聞くより希望の下限を先に伝えるほうが早い。下限が伝わっていないと、そもそも候補に入らない。
俺は1社目で「アットホームな職場」の6文字を信じて入った。この4つを聞けていたら、入っていない。
面談そのものの進み方(何を聞かれるか、服装、回数)は、別にまとめてある。


面談で聞くことが決まったら


聞く項目が決まったなら、あとは場を取るだけだ。面談は選考じゃない。落ちる場所でもない。
始まりは電話で、公式サイトの表記は15分程度。俺に届いた自動返信メールには「5〜10分程度」とあった。どちらにしても、身構える長さじゃない。
ブラック企業を徹底排除!20代・未経験に特化したツナグバ


よくある質問


細かいところで残りやすい疑問だけ、まとめて潰しておく。
- 求人だけ見せてもらうことはできる?
-
面談で条件を聞いたうえでの提示になる。求人サイトのように、先に一覧を眺める使い方はできない。
- 申し込んだら必ず電話が来る?
-
初回は電話から始まる。俺のときは日程調整フォームで枠を選べて、10時から20時前後まで30分刻み、土日の枠もあった(2025年10月時点の表示)。
- 面談は対面でやるの?
-
公式サイトには「面談から内定までオンライン完結」とある(2026年9月12日確認)。オフィスに出向く場面は、基本的に出てこない。
- 内定までどのくらいかかる?
-
公式サイトには「最短2週間」とある(2026年9月12日確認)。ただし最短は最短だ。条件の固まり具合で伸びる前提で見ておくといい。
- 求人サイトと同時に使ってもいい?
-
併用を禁じる決まりはない。自分で見比べたい求人があるなら、そちらも並行して見ればいい。
- 紹介された求人は断ってもいい?
-
断っていい。むしろ「ここが合わない」と理由を添えて返すほど、次に出てくるものの精度が上がる。
申し込んだ直後に届いたメールは、そのまま残してある。時間の表記を自分の目で見たい人はどうぞ。
実際に届いた自動返信メール(2025年10月)


受信は22時44分。夜中の申し込みでも自動返信はその場で届き、本文には「初回面談(5〜10分程度)」と書かれていた。
まとめ|今日やることは1つ


ツナグバに求人の一覧ページはない。だが、方向は登録する前に分かる。
職種の並び、対象の条件、勤務地のエリア。この3つを自分と照らせば答えは出る。
決めるのは「登録するかどうか」じゃない。自分が探している方向と、ここが持っている方向が同じかどうかだ。
噛み合っていないなら、無理に登録しなくていい。それで困る人間はここにはいない。
状態別に、今日やること1つ


今日やることを1つだけ置いておく。上から自分に近い行を選んでくれ。
- 職種の方向が噛み合っていた → 面談で条件を伝える
- 未経験で受けられるか不安だった → 経歴をそのまま伝えて、出てくるものを見る
- エリアが心配 → 希望エリアでの扱いを、最初の電話で確認する
- 条件がもう固まっている → 求人サイトと併用して、自分でも見比べる
- 方向が噛み合わなかった → 無理に登録しない。別の探し方に時間を使う
ブラック企業を徹底排除!20代・未経験に特化したツナグバ


すでに登録している人へ


ここは登録済みの人向けだ。まだ申し込んでいないなら、読み飛ばしていい。
紹介された求人が想像と違ったなら、まずは希望条件の伝え方で変わる余地がある。外したい条件を1つ足すだけでも、出てくるものは動く。
ただし方向そのものが違うと感じるなら、それは別の話だ。伝え方では動かない。
やり取りの進め方と、止め方は、それぞれこちらにまとめてある。







求人票には、選ぶ材料の半分しか載ってない。残りの半分は、聞かないと出てこないんだ。
本記事の料金・実績・条件は、公式サイトの記載に基づいている。内容は変わることがあるので、申し込む前に最新情報を確認してほしい。
ツナグバ全体の評判や、口コミの読み方はこちらにまとめてある。


